物理を捨てた結果、人生初の8点を取った話

青春回想録

高校生の頃の話で忘れられないことがある。
それは物理の期末テストだ。

物理、数学が苦手な僕は
まったくもって、ちんぷんかんぷんで
もう物理は捨てることにしていた。

よく、こんな会話しませんでしたか?

「あー、もう時間ないし無理だから
 物理と古文は捨てるわ」みたいな(笑)

捨てる=テスト勉強しない=赤点覚悟

ただ、それでも少しは点数が欲しい。
だから休み時間で物理の教科書を読むことにした。

僕の作戦は、穴埋め問題と4択問題をなんとかする
(休み時間だけでなんともならねぇだろ)

だから太字で書かれている用語を
見て、覚えることにした。

キーンコーンカーンコーン

ガラガラっ

先生が入ってきた。

「はい、では今からテストを始める。
 後ろに速やかに配るように」

頭の中で太字の文字を何度も復唱する。
よし、穴埋めと4択だけは点数取りに行くぞ!

よーい始め!!!

テスト問題を見る

問1:高さ 25m のビルの屋上からボールを静かに落としました。
ボールが地面に達するまでの時間は約何秒になりますか?

え???

あれ、穴埋めは?4択は?

全部文章問題・・・

おわた

問2:高さ25メートルのビルから「時速約18km(秒速5m)」で真下に投げ下ろした
  ボールを投げ下ろしてから 1.0秒後 のボールの速度は何m/sですか?

何これ?

とにかく何か書かなきゃ。

キーンコーンカーンコーン

ヤバい。かつてないぐらい手応えがない・・・

テストが終わった後、怖いと思ったのは
これが初めてだった。

それから1週間後、物理のT先生が口を開く

「今からテストを返す。正直良くなかったな。
 覚悟して受け取るように」

ドキドキする

「次、デュタ」

はい

おそるおそるテストを見る。

8点

ヤバい、これはヤバすぎる。

よく見ると1枚目に△が2つ。

そして2枚目は先生も見る気すらなかったのだろう。
プリントいっぱいに大きく×と書かれて終わりだった。

こんなの見せられないよ。

僕はカバンの奥底にそのテストを入れ
家に帰ってからビリビリに破って捨てた(笑)

生まれて初めて見た8点。

あなたはテストの点数で絶望したことはありますか?

コメント

タイトルとURLをコピーしました