沖縄に旅行に行った時
ちょっと驚いたことがある。
空港を降りて周りを見渡すと、
観光客の服がやたら目に入る。
みんな、オリオンビールのTシャツを着ているのだ。
若い女性も、子供も、おばさま達も、おじいちゃんも。
もちろん全員ではないけど、かなりの確率で
あっちもこっちもオリオンビールという風景。
沖縄に行けばわかると思う(笑)
正直、「絶対ビール好きじゃないでしょ?」
みたいな人まで着ている。
それくらい当たり前の光景になっていた。
ブルーシールのTシャツもよく見かけたけど、
この2つはもう完全に“沖縄のファッション”として馴染んでいる。
これを見た時、思った。
沖縄って面白いなと思った。
オリオンビールのTシャツって、ただの服じゃない。
あれはきっと、
「私、沖縄にいます」
という宣言なんだと思う。
あのTシャツを着ることで、
綺麗な海やヤシの木をバックにした風景に
自分自身もちゃんと溶け込める。
みんなが着ているから、私も着たい。
せっかく来たし、ちょっとテンション上げたい。
お土産コーナーで見つけて、
気づけば買っている。
そんな流れが自然とできている。
ここまで考えた時、ふと思った。
これ、ディズニーと同じじゃないか。
カチューシャを付けて、
ポップコーンバケットを持って、
「私ディズニー来てます」
「楽しんでます」
あの空気に入っていく感じ。
沖縄も同じで、
オリオンビールのTシャツを着ることで、
その場の一体感の中に入っていく。
いわば“沖縄マジック”だ。
こういう「みんなと同じ空気を共有する感じ」って、
なんだかちょっと嬉しくないですか?
子供の頃、みんなが同じゲームをやっていて、
どこまで進んだとか、レベルいくつとか、
そんな話で盛り上がっていた時のあの感覚。
人は昔から、同じものを共有することで
安心したり、楽しくなったりする。
沖縄でオリオンビールのTシャツを着るのも、
きっと同じ理由なんだと思う。
景色を見に行っているようで、
本当はその場所の一員になる感覚を
味わいに行っているのかもしれない。
だから、旅行はやめられないのです。


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