左の奥歯で飲み物を飲んだり、食べたりすると、
時々ピリッとしみるようになった。
最初は気のせいかなと思ったけど、
何日か続く。
もしかして虫歯だろうか。
そう考え始めると気になって仕方がない。
正直、歯医者は好きじゃない。
あのギュイーンって独特の機械音も苦手だし、
できれば行かずに済ませたい。
それでも、もし虫歯だったら早めに診てもらった方がいい。
そう思って久しぶりに歯医者へ向かった。
診察台に座り、先生が歯をチェックしていく。
「右1番、斜線。2番、斜線。7番、丸……」
懐かしい。
子どもの頃に聞いた記憶がある。
一通り診察が終わり、結果を聞く。
「虫歯はありませんね」
その瞬間、少し肩の力が抜けた。
よかった。
ところが先生は続けた。
「歯石が付いていて、歯茎も少し下がっています」
「その下がった部分がしみているんだと思います」
どうやら虫歯ではなく、
歯茎が下がったことで
歯の根元が刺激を受けやすくなっていたらしい。
しみる部分には薬を塗ってもらい、
様子を見ることになった。
そして最後に、先生からこんな話を聞いた。
「今すぐどうこうではないですが、
歯石を放置すると歯茎がさらに下がることがあります」
「年齢を重ねてから歯がグラグラしたり、
最悪の場合は抜けてしまう人もいますからね」
その言葉が妙に印象に残った。
虫歯がないから安心。
そう思っていたけど、それだけでは足りないらしい。
歯茎も大事なのだ。
思い返してみると、昔、銀歯が取れた時に
十数年ぶりに歯医者へ行ったことがあった。
その時は、
「かなり歯石が付いていますね」
と言われた。
自分では毎日歯を磨いているつもりでも、
気づかないうちに汚れはたまっている。
今回、歯がしみたことで久しぶりに歯医者へ行ったけど、
結果的には良かったと思う。
虫歯ではないと分かっただけでも安心できたし、
自分では気づけなかった歯茎の状態も知ることができた。
40代になると髪や体重、血圧を気にすることはあっても、
歯茎を気にする機会はあまりない。
でも、将来も自分の歯で食事をしたいなら、
たまには歯医者で診てもらうことも大切なのかもしれない。
「歯がしみる=虫歯」と思っていたので、
今回診てもらって本当に良かったです。
あなたは最近、歯医者へ行きましたか?


コメント